新スタッフのヘッドスパチェック

先日、サロンに新しい仲間が加わったわけですが、ただいま絶賛練習中です。シャンプーはもちろんカラーを塗ったりマッサージしたりとかはさんざん経験してきているので、改めてそんなに練習することはないので軽くチェックで問題ないのですが、弊社のサロンはなんといっても「ヘッドスパ」をアピールポイントにしているサロンです。なので別のサロンのヘッドスパとは少々厳しくチェックさせてもらっています。

他のサロンとは違うヘッドスパ

うちのサロンはヘッドスパに力を入れていて、他のサロンと比べて、ヘッドスパをオーダーされる方が多い。そしてリピート率も高く、それがサロン全体のヘッドスパ率が比較的高い理由でもあります。そしてそこにはヘッドスパを最大限生かすための設備(シャンプールーム)と、スタッフそれぞれのヘッドスパ技術が優れていることもあります。

なので、ヘッドスパのマニュアルも他店とは違います。そしてお客様の満足のレベルも高いのでそこまで技術レベルを上げないとデビューさせることはできません。

 

新スタッフ八木

は力強いマッサージが得意です。なのでベースはできている。あとはマニュアルをしっかりと頭に入れて、強弱のリズムや気持ちが良いポイントの理解、そして「満足させる」という思いがしっかり乗ってくれば合格です。

 

テストしてみた

マニュアルも頭に入り、だいぶ上達したとの報告を受けたので実際にやってもらうことに。

ヘアスタイルが大変なことになってますね。研究所が爆発したあとの博士のようです。パーマがかかっている上、帽子をかぶっていたのでこんなふうになっておりました。

 

さぁ、ではやってもらましょう。

なんでカメラ目線やねん。真面目にやってください。テストですよ。

まだニヤニヤしてやがる。

ほら先輩も厳しい目で見てますよ。

 

で、肝心の感想は…。

まあまあ

です。可もなく不可もなくって感じ。八木さんの名誉のために言っておきますが、他のサロンならもしかしたら即戦力くらいの技術かもしれません。合格させてお客様をやってもおかしくない。実際彼女は以前のサロンでヘッドスパを当たり前にやってました。でも

まあまあ

です。まだまだ上手くなる要素はたくさんある。正直、まだうちのサロンのヘッドスパをやるには足りない、と感じました。なので具体的に改善点を指摘する。

  • ネープのマッサージの仕方
  • 力を入れるポイント(余計な場所に力を入れないこと
  • 強弱のリズム
  • 相手の呼吸に合わせること
  • 顔を近づけすぎないこと

とこんな感じです。

なのでわたしの現時点の判断は「不合格」です。

 

もう少し

夕方サロンに顔を出してみたら、練習をしておりました。あ、弊社のサロンではお客様の予約が入ってなくてサロンに迷惑がかからない範囲であるならば、営業中の練習はオッケーにしています。

そこでやられているスタッフに感想を聞いてみると、

「前より全然良くなってます」

だそうで。そう、彼女は素直なので、改善点をすぐに修正することができるのです。これだけでもものすごくおおきな才能。

ぜひこのまま素直に成長していって、ナンバーワンスパニスト、そしてナンバーワンスタイリストに育って欲しいですな。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。