わたくし、こう見えて23歳くらいのときからメーカーの外部講師としてヘアカラーの講習をやったり、美容学校の教員をやったりしておりました。
ここ数年は講師活動もあまり行ってこなかったのですが、昨年度から母校でもある美容学校にて、色彩検定受験対策授業の講師として復活した次第であります。
母校は、日暮里にある国際理容美容専門学校です。ホームページはこちら。→https://www.riyoubiyou.kokusai-kyouritsu.ac.jp/
授業を受け持つ学科はビューティアーティスト科というメイクやネイルを中心に学ぶ学科です。
これまで色彩検定に関しては、希望者だけの任意受験という形だったらしいのですが、この学科だけ全員が受験するようになったということで、講師を拝命したわけでございます。
母校には他にも同窓会の役員やらでいろいろお世話になっており、普段言いたいことをズバズバ言っている手前、この講師については非常にプレッシャーがありました。
なぜなら、授業の評価も講師の評価も「合格率」という血も涙もない結果により決まってしまうからです。
以前も他の美容学校で、強制で全員受験としての受験対策授業を受け持っていたのですが、これがなかなか大変なんですよ。
だってそもそも興味をもって「受けたい」と思う人だけが受けるわけではないですからね。
まったく興味のない学生もいる中で、全員に興味を持たせ、勉強する気にさせて、かつ合格させる。ホントに大変。
ちなみにこれまでの合格率平均の最高は約82%でした。
これでも全国にいくつかある姉妹校の中でもトップクラスだったんですよ。
でも団体表彰はされたことはありませんでした。全部のクラスを私が担当していたわけではないので、学校全体の合格率は82%にはならないんですね。
ただの検定対策授業だと単調になるしつまらなくなってしまう。
ポイントは「色を好きにさせる」ことです。
そのためにいろいろ工夫はしていますが、それについてはまた機会があったら書こうと思いますww
今回表彰されたのはなぜ?
ちなみに今回わたしが受け持ったクラスは20名強。そのうち一人だけ残念ながら不合格になってしまい(その子も合格ラインギリギリの正答率!)、合格率は95.5%。
その他にも任意で受験した他の学科の学生もいるらしいのですが、ここの受験対策は担当していません。この子たちは独学。
で、学校全体の合格率が89%と高かったということで、結果「奨励賞」を受賞したようです。
これ、受賞の基準が明らかになっていないのであれですが、もしかしたらわたしが担当したビューティアーティスト科だけの合格率だったら「優秀賞」だったかもごもご…。
こちらのページで発表されています。→https://www.aft.or.jp/honors/index.html
今年はさらにハードルが上がりました
おかげさまで、今年も授業を担当することになったのですが、ハードルがさらに上がりました。
昨年は3級を受験しての結果だったのですが、今年は全員2級を受けさせることになりました!学科担当の先生、ムチャブリが過ぎますww
ただ与えられた使命には全力でお応えしなくてはなりません。わたくしもプライドがありますから。
今年こそ受け持った学生たちは合格率100%を!
そうすれば今度こそは「優秀賞」を受賞できるのではないかと。他の学科も対策授業させてもらえればより近くなるんですけどねぇ。
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