スピード違反で裁判所に出頭してきたのでレポートします

先日、「ネズミ捕り」にスピード違反で検挙されました。そのときの経緯はこちら↓

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本日、赤切符の指示通り、浦和にある裁判所に出頭してきました。

赤切符に記載してある時間は「9:00」。こういうときのわたしは意外に時間には余裕をもってきっかりと動きます。大体30分前到着を目安に家を出ました。

浦和の裁判所は、県庁のすぐ横。

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案内にそって進む。

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奥へ…

奥へ…

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ずいぶん奥へ行かされますな。

入り口に到着。この時予定通り8:30。機械のような正確さ。が、まだ扉は開いていないらしく、すでに前に10人ほど待っていた。皆さん反省してるのか、1分でも早く帰りたいのか…。ちなみにわたしは後者。

8:35頃、入口のドアが解放。

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来た順番にイスに座らされる。そして待ち。受付は9:00かららしい。そう書いてあるから当たり前か。

でもこれ、9:00に来たらかなりの人数が前に並ぶはず。8:45にはすでにわたしの後ろにプラス20人ほどの人が。よかった、早い行動をして。

しかし、何人来るんだろう?10分前の時点で40人強。あの日わたしと同じようにあの道で「捕らわれた」人は何人いるんだろう?

わたしの違反の罰金上限は10万円。これが平均としたら今日の罰金売上計500万はいくんじゃないか?県警か国か知らんがボロ儲けやの。

9:00、受付がはじまりました。本日のわたしの名前は「10」。

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呼び出しは番号で呼ばれます。ああ、せめてバスケでも背負っている14番がよかった。それだけでも多少気分は違ったのに。

9:15を過ぎた頃、1人の男性が。

「否認しますけど!無視すればいいんですか?!否認しますけど!」

と受付で騒いでる青年が一人。ここに来てる時点ですでに無視ではない。そうか、闘うのか。何の違反か知らぬが、勝ち目はあるのか?頑張れ、青年。相当な証拠がないと覆らないぞ。

 

まずは警察の取り調べ

番号で呼ばれ「第一調査室」へ。机がいくつも並んでいて仕切りもない。隣の声も丸聞こえ。わたしの担当は優しそうな警察官。イメージ通り優しい口調で個人情報や違反の内容を確認される。経緯や理由などはほとんど聞かれず。隣の若者はけっこう突っ込まれているけど、わたしの取り調べはそんなんでいいのか?そしてあっという間に警察の取り調べ終了。担当によってか違反の重さによってかわからないが、けっこう違いがあるようだ。

 

そして検察の取り調べ

いやー待ちました。約1時間。そして呼ばれました。今度は先ほどと打って変わって厳しそうな検察官。早速、

「肘つかないでください」

と注意を受ける。おおう、いきなり悪印象。これも罰金額に影響するのか…??

状況が間違いないか確認され、話は赤切符にしたサインが汚いことを指摘。

「サインを見るとけっこう怒ってたんですかね?」

さすが百戦錬磨。だてにこれだけの人数捌いていませんな。大抵ムカついた人はサインをグチャグチャに書くんだな。そう、検察官の察する通り。わたしは怒り狂っておりました。取り調べは罰金額に影響するらしいというネットの情報を見てたので、反省した顔で逆らわずにいようと思ってたが…

我慢できないのがわたしという人間。

「いや、ネズミ捕りみたいなやり方はないなと思いまして。警察の人も言ってましたけど、重大な事故を起こさないためにやってると。でもそれが目的ならもっとやり方があるんじゃないですか?あれじゃただ罠を張って捕まえるためだけですよ。」

言っちゃったーー!

あれだけおとなしく黙ってようと思ってたのにーー!

そのあとちゃんと「いや、スピード出したのは悪いと思っていますよ」とフォローしたが、おそらく意味はないであろう。はぁ、本当に罰金額に影響するのか…??

でもね、あの検察官の反応を見たら絶対あの人も思ってるはず。ネズミ捕りが理不尽だってね。

 

判決を待つ

検察の取り調べの後、略式裁判にかけられ罰金額が確定する。それまでまた待ち。スピード違反であれば、よほど悪質でもない限り罰金刑で懲役はない。

同じタイミングで検察に呼ばれた番号の人が、つぎつぎに呼ばれていく。なぜか呼ばれない「10番」。これはもしや検察にたてついたことで判決に影響が出てるのか?なんて勘ぐりつつ待つ。しばらくしたら担当検察官から呼ばれ、こう言われた。

「本籍の件で調査中なのでもう少し待っててください」

そう、わたしの免許に記録されている本籍がずいぶん昔のデータだったらしい。わたしは変更手続きを取ったつもりでいたが変更されていなく、これも事情聴取のときにたてついた。

「こっちは変更手続きしたはずなんですけどね。変わってないなら警察の不備じゃないですか?」

それで検察の方で確認をとってるようだ。ちなみに後から考えてみたら、住所が変わった時に住所変更の手続きで警察署に行ったが、本籍を変更した時に手続きをしたかは定かではない。だが取り調べの時は言い切っちゃったんですよね。まあどんまいってことで。だがしかしこれが原因で書類の作成が遅れ、判決まで遅くなる始末。自業自得ですな。

待つこと約1時間半。出ました。判決です。

罰金額は、

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¥60,000です。

すぐ後ろの方もおそらく同じ違反で罰金額は同じ¥60,000でした。

肘をついてたことも、検察官に物申したことも、罰金額の増加に影響はなかったかと思われます。なので検挙の方法や状況で納得できないことがあるならば、ここで検察官にぶちまけても大丈夫かと思われます(保証はできないので自己責任で)。ただここでぶちまけたからといって罰金をまけてくれるわけではないのでご注意を。リスクはありますがリターンはゼロですwww

そしてなぜかついてきた「領収書」。例えば業務中に違反した場合とかは経費で落とせるのか?今回のわたしの違反は完全プライベートなので関係ないのですが、気になったので調べてみた。

いろいろ情報がありますが、結果、ならないようです。

参考サイト

証明だけなら返される赤切符に記載されているので必要ないのではないか。こんなん紙とプリンターインクの無駄。余計なところで余計な経費を使いおってからに。

そんなこんなでせっかくの有給休暇、午前中がまるまる潰れてしまいました。

次は行政処分が待ってます。がハガキがまだ届かない。免停はいつからになるのか。夏前には解けてほしいですね。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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