通販印刷に出した印刷物にミスがあった話(追記あり)

自社サロンのフライヤーがなくなりそうとのスタッフからの報告があったので、新しいものを発注しようと思い、いつも使っている通販印刷に依頼しました。今回はいろいろあったのでこれについて書こうと思います。

最初に頼んだのはプリントパック

デザイン自体はもうすでに作成してあるので(自前です)、あとは印刷業者に発注するだけ。いつもは会社の近くにある印刷会社に発注していましたが、通販印刷と比べ若干高い。確かに担当者と直接やりとりしたり、選べる紙の種類が豊富だったり、そもそもの印刷品質が高かったりでいいのですが、フライヤーはいわば「無料」で配布するモノなのでできるだけコストを抑えたい。で、今回は多少品質が落ちたとしても通販印刷を利用することにしました。

で、最初に選んだのはプリントパック。何度か利用しているので大体の仕上がりは予想できました。500部折加工込みで約¥5,500。いつもの印刷会社だと¥10,000くらいかかるので約40%OFFです。

で、完成されて送られてきたモノを見て驚いた。

まず仕上がりの色。データの色よりも明らかに青みがかってる。どちらかというと黄色に寄せて暖かみをイメージしているのにこれでは冷たい印象になってしまう。

それと折加工。このフライヤーは折る位置を少しずらすようにデザインしており、印刷データにもそのことを入れておいた。なのに仕上がりはきっちり半分で折られてるww今回頼んだのは「折り加工セット」という商品なのだが、折り位置の指定はできないのか?ちなみに入稿したデータに折り位置の指示を入れたレイヤーを入れておりました。プリントパックのサイトにもそうしろと書いてあったので。で、折り方もズレてたりしてなんだか雑。

電話で問い合わせようにも、サイトに記載されているフリーダイヤルも東京支店の電話番号も、いつ電話しても話し中で繋がらない。これ電話をあえて繋げないようにしてるんじゃないのか??と疑ってしまうくらいいつかけても話し中。普通フリーダイヤルは「現在混み合っていますのでこのまま少々お待ちください」っていうアナウンスが流れるもんじゃないのか?現在問い合わせフォームからコンタクトを取っているが、いまだ返答はない。で、折り加工がうまくいったとしてもこの青っぽい印刷じゃ納得できない。で、違う通販印刷に頼むことにしました。

 

通販印刷JBF

こちらもよく利用することの多い通販印刷JBF。ここはプリントパックに比べて若干高いのですが印刷の品質はいい。で同じ紙、同じサイズ、折り加工込みで約¥6,000。プリントパックとあまり変わらない。

同じ要領で入稿するのだが、こちらの折り加工指示はちょっと面倒で、印刷データに折り加工用のレイヤーを作るのではなく、別で画像やPDFデータを添付して折り指示を出さなくてはいけない。

で、イラストレーターの画面をスクリーンショットで撮って、それに折り指示を挿入した。

これで完璧だろう、と完成を待っていました。で届いたのはこちら。

印刷の色は完璧。黄色味がちゃんと表現されてて暖かみが出てる。ここは狙い通り。

肝心の折り加工。

 

おい!真ん中で折られてるやないかー!

 

早速業者に電話して確認。確かに向こうの不備で折り位置を間違えたことを認め、向こうの負担で再印刷をしてもらうことに。

この電話のやりとりで担当者さんから、

「この指示通りで折ってもいいですか?デザインと少しずれてしまうのですが…」

と言われ、よく折り加工の指示を見返してみたら、

わたしの折り指示も間違ってましたー!ww本来のデザイン通りに折るとしたら、「100mm・110mm」となっている折り指示を「102.5mm・107.5mm」にしなくてはいけないのです!!もしも指示通りにちゃんと作ってくれたとしても、デザインとはズレた仕上がりになっていた…。不幸中の幸いとはこのことです。

しかし「もともとの指示を見落としていたのはこちらの不備」とJBFさんには正しい折り位置で再印刷してもらえることになりました。寛大な対応に感謝です。

 

確認はするべきですね

頭ではわかっていても、やはり実際のサイズでテスト印刷をして、寸法をちゃんと確認するべきでした。初歩的なミスです。ちなみに最初のプリントパックのミスについてはわたしのミスでもあるので自腹です。これミスはわたしの不注意から起こったものなので、会社の経費で負担させるわけにはいかないですからね。いい教訓になりました。授業料は約¥5,500です。

後日、完璧な品が届きました↓

 

5/20追記

プリントパックさんに事情をお話ししたところ、超迅速な対応で返金していただきました。多謝。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。