堀江貴文さんの「本音で生きる」にはヒントがたくさん詰まっている

先日読んだ「堀江貴文」さんの著書、「本音で生きる」。

今のわたしにとって、「未来を照らす光」のような内容でした。

これまでも堀江さんの著書は読んだことがあるのですが、やはりテンポが良くて読みやすい。

中身の詳細はできるだけ書かないようにしているのですが、特に感銘を受けた文章を紹介しているので、内容をできるだけ知りたくない方は、ここから先はご注意ください。

著書の中で感銘を受けた文章を受けて感じたこと

もっとも、僕はそもそも「やり方」なんてものはなくて、すべてが「トライアンドエラー」なのだと思っている。ビジネスで成功するためには、思いつく限りのことを次々とやってみるしかない。僕もビジネスとして小さなアイデアを次々に試し、うまくいくものだけを残すようにしていた。「トライアンドエラー」の繰り返しの上、いくつかの事業が当たった。結局、やり方とかセンスではなく「トライアンドエラーをどれだけ続けられるか」ということだと思うのだ。

(堀江貴文・著「本音で生きる」p49〜P50より抜粋)

少し前から意識的に実践しています。何事もやってみなければ結果はわからない。やらないうちからあーだこーだいうのはただの想像でしかないし、それでリスクが回避できるのなんて、未来予知でもできる超能力者くらいでしょ。

でもうちのスタッフにしてもそうだけど、考えすぎて行動までしない人が多い。なんでもやってみればいいのにということをいつも伝えている。やってみれば成功なり失敗なりなにかしら結果が出て、その結果をもとに次の行動をとればいい。止まっていたら景色は変わらないのに。

 

 

些細なことでよいから、常に小さなチャレンジを行ない、少しずつ少しずつ成功体験を重ねていく。なんでもうまくこなせる人間と比較して落ち込むのは無意味なことだ。ここで比べるべきは、過去の自分。自分の成長を実感できれば、それが自信になる。諦めずに成功体験を重ねていけば、ある日突然大きく成長する時が必ずやってくるはずだ。

(堀江貴文・著「本音で生きる」P59より抜粋)

最初から大きな成功を求めていると、この些細な成功に気づかないことが多いように思う。そして他人とは絶対的に違うことを認識しないと。他人には他人の行き方とフィールドがあり、自分には自分の行き方とフィールドがある。そのフィールドの中で自分なりの成功を積み重ねていこうと思う。

 

 

僕が考えるに、やりたいことをやって成功する人は「リスク」をあまり考えていない。やる前から「成功するかどうか」「失敗する確率はどれだけか」なんて考えていたら、結局、いつまでたっても、実行には移せない。どこまでいっても「成功するか」は、やってみないとわからないものだからだ。

(堀江貴文・著「本音で生きる」P103より抜粋)

これはわたしも本当に考えてしまう。でも考えたところでいつも答えはでないものだ。出たとしてもそれは「やめておこう」というマイナスな答えだけ。まずやってみるということが大切だということだろう。

 

 

僕が見るところ、たいていの人は得意でないことまで無理に自分でやろうとして、パンクしてしまっている。あるいは、自分の持っているスキルや資格にこだわりすぎて、それに関係した仕事は全部自分でやらなければいけないと思い込んでいる。自分がすべき本当の仕事、自分の持つ「コアバリュー」が見えなくなっているのだ。

(堀江貴文・著「本音で生きる」P133より抜粋)

これもわたしにあてはまること(笑)。やっているうちにこだわりが出てきてなんでも自分でやりたくなる。自分が一番得意なところはどこなのか、どこを人に任せればよいのかを判断できるようになりたいし、またそういう関係を築ける環境を作っていきたい。

 

 

今の時代、アイデアに価値などなくなっている。あらゆる情報やアイデアは出尽くしていて、本当の意味での画期的なアイデアなどめったにない。必要な情報があればネットを探せばたいてい見つかる。ビジネスアイデアにしても、自分の頭だけで無理矢理ひねり出そうとしてもたいしたものが出てくるわけではない。しかし世の中にはアイデアが溢れており、それらを組み合わせてまとめるだけで、新しいアイデアなど簡単に生み出すことができる。

(堀江貴文・著「本音で生きる」P149〜P150より抜粋)

「そんなにたくさんの情報を取り入れたら、頭がパンクしませんか?」と聞かれることもある。ここに多くの人の誤解がある。個々の情報は記憶するのではなく、浴びればいいのだ。

(堀江貴文・著「本音で生きる」P155より抜粋)

とにかく情報を取り入れること。とくに「浴びる」という表現が印象的だった。浴びるように情報を取り入れ、その中で今の自分に必要なものをピックアップする。その時必要のない情報でも、浴びておけばなんらかのきっかけで思い出し、それが必要な情報に変わる。

とにかく世の中に溢れる情報をできる限り浴びることを意識しようと思った。

 

大量の情報が脳に定着し、なんらかのきっかけで情報同士の結びつきが生まれる。このプロセスを最大限効果的に行なうには、アウトプットすることと、自分で考えることの繰り返しが欠かせない。

(堀江貴文・著「本音で生きる」P158より抜粋)

まさに今書いてるブログはこれを意識してのこと。以前学校で講師をしていた時にも感じたが、同じことを何度も何度も授業というかたちでアウトプットしていると、本当に忘れない知識となって蓄積されるのだ。(当時同じ内容を7クラスに行っていた。)

取り入れた情報はアウトプットする。今後も意識的に行っていきたい。

 

 

今はやればなんでもできる夢のような時代だということだ。確かに、世界には悲惨な状況に置かれた国は多いが、少なくとも日本はそうではない。社会が安定していて、あらゆる面で高度なインフラが整備されている。誰もがネットにアクセスできる。今の日本に生まれたというだけで、最初から大当たりを引いたようなものだ。

(堀江貴文・著「本音で生きる」P170より抜粋)

以前、「世界がもし100人の村だったら」という本が話題になったことがあるが、これを読んでみてもいかに日本が恵まれている環境なのかがわかるだろう。

食べるものに困らず、飲む水に困らず、好きなことをして生きていける環境。それ自体が世界的にみたら少数派だということを気づいていない人が多いということだろう。

せっかく与えられた「夢のような環境」で自分は何をしてきたのか、そしてこれから何ができるのか、何をしていくのか、を真剣に考えさせられた。

 

読了してみて

多少なりとも意識していたことがまだまだ弱かったり、行動が全然足りなかったり、情報を浴びれていなかったり…。

堀江さんが言っていることはすごくシンプルなことなのだけれど、これを実際に行動に起こし継続していくことが難しく、これをできる人がおそらく「成功者」と呼ばれるのであろう。

少しでもその高みに近づくことができるように、これからも「本音」で生きていきたい。

自分の生き方にモヤモヤしている方、オススメです。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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