つながりがあるから一緒に仕事をしたいと思う

突然ですが、この4月から、サロン運営を「ほぼ」任せてもらえることになりました。

これまでも会社の「事業統括」としてボスのお手伝いをしていたのですが、最終的に決めるのはボスの仕事でした。しかし今回のボスの決断は「ほぼ全ての権限移譲」。大きなお金のうごく決済に関しては承認が必要になりますが、それ以外に関しては「自由」にしていいというもの。ある意味事実上の「経営者」です。

ボスがこの決断をするに至るまでは、相当の覚悟があったと思います。果たして自分が経営者だったとして同じことができるだろうか。

しかし、この決断をしていただいた以上、わたしもその想いに報いる努力をしなくてはなりません。サロンのメインコンセプトはしっかりと継承しつつ、スタッフが働きやすく、お客様にもっと必要とされる場所として、時代にうまくアジャストしながら計画・行動をしていきたいと考えています。

どんなことをしていくのか、いったのか、そしてその良い結果も悪い結果もこのブログに残していきたいと思っています。

 

突然の訪問と失礼な態度

さて話は変わるのですが、本日事務所に突然来訪した方がおりました。いわゆるアポなしというやつです。しかし全く知らない関係の方ではなく、以前にお会いしたことのある会社の方とのこと。ちなみに二人でいらっしゃったのですが、二人とも面識はない方。だからボスも呆気にとられてた(ボス宛に会いに来た)。でもどこの会社の方なのかはボスも一目でわかった模様。それは、

「スタッフが全身オレンジの服」

だからです。

とあるメーカーさんなのですが、決まっているのか自主的なのか皆さんオレンジの服なのです。以前に別の担当の方とボスがどこかで知り合い(名刺交換程度)、事務所に来訪したことがありました。今回の方はその時の担当者にボスのことを聞き、アポなしで挨拶をしにきたとのことです。

美容商材のメーカーさんなので、目的は(おそらく)自社商品の紹介です。アポなしできたその方たちはしきりにボスに話をする時間が欲しいと言っている。あまりに突然なので当たり前だが「今日は時間がない」と答える。そうすると後日時間はもらえないですかと引き下がらない。まぁ営業の鑑ですね。

美容の商材なので当然サロンに関わってくるもの。ボスは「サロンの運営は統括に任せている」と説明し、わたしを呼びました(この時奥で仕事をしていた)。呼ばれて表に出て行くわたし。

「サロンを全面的に任せてる統括の石川です」と紹介してくれる。が、相手の方はわたしを横目でチラチラ見ながら「いや、わたしはオーナーとお話が…」と話を続ける。それに対しボスは「いや4月からわたしはサロンから身を引いたので、全てはこの石川に任せていますから」と説明しても「いや…」とチラチラ横目で見てもまっすぐこちらを見てこない。

この時点でわたしは「わたしには用がないようですね」といって奥に戻りました。こんなに失礼な方とこれ以上話しても時間のムダだと思ったからです。おそらくこの後どんな話をされてもこの方たちに良い印象は持てない、そう思いました。

その後もそのメーカーの方たちはボスにいろいろと聞いていました。

「アポイントはこの電話番号にすればいいのか」

「いつなら時間をもらえるのか」

などなど。

しかしボスの答えは「サロンのことは全て石川に一任してある」。

ようやく理解したのか(してないのか)、奥にいるわたしに向かって名刺交換を要求する始末。(そんなに広い事務所じゃないので奥にいても声は聞こえます。)

とうぜん名刺交換など名刺がもったいないと思い、わたしはこれを拒否しました。

それでも気持ちが入ってるんだか入ってないんだかわからないトーン(わたしの印象が最悪なのでそう聞こえる)で謝罪の言葉を残し帰っていきました。

果たして本当にアポイントの連絡はくるのだろうか。

 

印象とつながり

直接オーナーと話がしたいのは理解できます。おそらくうちのような小さい会社では、ゴリゴリのトップダウンでオーナーが「OK」を出さないと始まらない、だからオーナーから口説いていくというのはある意味正解でしょう。

しかしうちの場合はボスが自ら「サロンにおいてはわたしじゃなくて統括がトップ」と明言してるのです。その時点で明らかにわたしに対してのあの態度はあまりに失礼だと思います。

正直この後どんな話をされても、どんなことをされても、この方たちと一緒に仕事をしようとは思わないです。たとえビジネスとして「儲かる」としてもです。だって、信頼できないですもん。最初の印象が最悪なので、他のことも全て悪い印象に変わります。

  • 派手な服
  • 派手なヘアスタイル(金髪だった)
  • 大きな声
  • 強引な話
  • 自社の会長に対してベタ褒め

などなど。

これはわたしの主観です。おそらくこれを良しとしてお付き合いしている方もいるのでしょう。それ自体は否定しません。

しかしわたしはムリでした。これからもきっとムリです。男女の例えで言うならば「生理的にムリ」。

だって仕事は「信頼できる人」としたいから。

わたしもこれを「反面教師」にして、相手の方にそう思われないようにしたいと思います。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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