とある美容学校の通信生向けEラーニング教材の撮影

とある美容学校でEラーニングの導入のお手伝いをさせていただいています。Eラーニングとは、パソコンやスマホ、タブレットなどで、学校でやった授業を予習・復習できるようにすること。わたしはこのEラーニングに、美容学校を含む美容師教育に大きな可能性を感じています。

Eラーニングの可能性については長くなってしまうのでまた語る機会を作るとして…今回はとある美容学校のEラーニング導入に向けた、動画制作の撮影を行ってまいりました。

今回の撮影は実技試験課題のカット

まずは実技試験課題のレイヤーカットの撮影を行いました。

IMG_0649

教室の片隅で…(貸し切っています)

IMG_0650

学習する人がやりやすいように、できるだけ技術者の目線に近いアングルで撮影。

けっこういい画が撮れたのではないでしょうか?!

このあと編集作業です。テロップや挿入画像などを加えよりわかりやすくしていきます。

目指すは、

「初めて見ても切れちゃう動画マニュアル」

です。編集の模様も(気が向いたら)アップします。

 

通信生にとっては非常に有効なものになる

と感じております。昼間に通っている美容学校生は、かなりの時間をこの国家試験課題に費やしています。なのでよっぽどのコトがない限り落ちることはありません。昼間生だけのデータとったら、全国の合格率95%くらいはいくんじゃないかな?

対して通信生。通信というだけあって普段は学校に行かず、学科の課題を通信教育でおこなっています。そして1年間に2回ほどの時期にまとめて、スクーリングと称して実技課題を学ぶわけであります。美容室に勤めながら通っている学生も多いので、技術的な部分に関しては、「手が慣れている」ということもあるのですが、この国家試験課題は少し特殊な技術ということもあり、通信生にとってはスクーリングの時間だけでは昼間生の学ぶそれとは大きく違ってきてしまうのであります。

その問題を解決する手段としてわたしが考えているのがEラーニング。

スクーリング以外の時間でも、学校で教えている課題のマニュアルを確認することができる。曖昧な記憶の中の情報ではなく、正しい情報をいつでも確認することができる。それがEラーニングです。

わたしはこのEラーニングがこれからの美容業界にとって大きく役に立つものになると考えています。美容学校だけでなく、サロンの中での美容師教育(スタイリストになるまでの教育も含む)にも様々な問題を抱えているからです。

この様々な問題の中で少しでも解決に導く方法として、「美容教育のEラーニング化」をこれからも進めていこうと思っています。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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