継続することの難しさ。応援したいからこそ伝えたい。

一つのことを継続するということは本当に難しいことだと思います。これは自分に置き換えてみても言えること。人に言わなくてはいけない立場であるならなおさらです。だからこそ続けていった時に見えるものは何なのか?それを自分の目で見てほしいと願って口出ししてしまうのです。

一言黒板を始めることにました

うちのサロンでは、専業でまつ毛エクステをやっているスタッフがいます。もともとは美容室なので、サロン内にある個室を使って施術しているのですが、これを導入して早2年が経とうとしています。スピードは緩やかですが少しずつファンになってくれるお客様も増え始め、売上も伸びてきました。そこクーポンサイトでの集客がメインになっている今の状況から脱却すべく、いろいろな施策に打って出ることにしました。

その一環で行い始めたのが「一言黒板」。これはどんなものなのかというとこんなもの↓です。

一言黒板_6794

美容室でありマツエク施術をしていることがわかりづらいこともあることから、店頭にこのようなマツエクの宣伝看板を設置しています。こちらもブラックボードで、自分で書き換えることができるモノなのですが、さすがにこれを毎日書き換えるのはしんどい作業。でもただの宣伝だけだとあまり目に留まらないんじゃないかということでこちらの黒板を設置しようと考えました。まとめると、目的は下記の3点。

  • 毎日変わる手書きのメッセージで手作りの暖かさを伝えたい
  • 一風変わったコメントで目に留まるようにしチラシを取る行動につなげたい
  • 書かれているコメントから担当者に興味を持ってもらいたい

これを意識して、とりあえず(出勤の日は)毎日書くということを決めました。

これを設置してどのくらいの効果が出ているのか、始めたばかりで測定は難しいですが、3ヶ月から半年くらいで何かしらの変化は見えてくるのではないかと思っています。

 

続けるのは何のためなのか?続けるためにはどうしたらいいのか?

この一言黒板を、サロン用のブログにアップするのはわたしの仕事です。なので毎日この写真を送ってもらうことにしているのですが、ある日午後になっても送られてきませんでした。サロンに行きスタッフに会いそのことを聞いてみたら、

「雨が降っているので出せませんでした」

という答えが返ってきました。ほほう、そうですか。確かに雨が降ってたら濡れてしまいますな。しかし大切なのは「毎日続けること」。この雨でやらない日がきっかけでなあなあになってしまうと思いました。そこで伝えたことは、

「ベクトルを毎日やることに置こう。雨が降ってるから書かないんじゃなくて、雨が降ってるけど書いて出す方法はないのかい?」

この時は理解してくれて(たと思う)すぐに対応してくれましたが、再び昨日同じことが起きました。今度は「書いて出してるけど画像を送ってこない」という結果でした。当然わたしは本人に話をしにいきました。答えは予想してたもの。本人にとってはそうでないのかもしれないですが、こちらにとっては言い訳にしか聞こえないような理由です。

黒板に書く→写真を撮る→ラインで送る

というこの単純なルーティーンが途中で終わってしまう。この取り組みに対するわたしとそのスタッフとの温度差が非常に残念に思ってしまいました。

上に書いた目的は当然ですが、これはやってみて必ず出るかどうかはわからないもの。でも一つのことをやり続けるということに関しては、これ自体がものすごい財産になると思っているからです。

今回も少し厳しく話してしまいましたが、これもこのスタッフの先を期待しているからこそつい本気で話してしまうから。言ったあとは自分でも反省。もう少し違う伝え方はなかったかなと。

でもまずはやり続けてみようよ。そう自分にも言い聞かせながら、今これを書いています。

 

PS

話をした昨日のうちにブログが2件上がっていました。なかなかいい記事でした(タイトルはなおしたけどw)

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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