能代工業高校がインターハイ出場を逃したことが大きなニュースになっている衝撃

こんなニュースが出ていました。

能代工、秋田県総体の連覇47で止まる

わたしも学生時代はバスケ漬けの生活を送り、1年365日のうち350日以上はバスケをやっていた(これマジです)。今考えれば顧問の先生の家庭が心配に思いますが…。ちなみにこの先生、わたしが生まれた年からコーチをやっていて、いまだ現役で監督をやっております。数年前にインターハイ初出場を果たすなど近年はそこそこ強くなっているようなので、おそらくわたしたちの時代と環境は変わってないか、むしろもっとバスケ漬けになっていることが予想されます。正月3日の早朝から千葉の海に向かって今年の抱負を叫ばされたあの頃が懐かしい。

それはさておき、学生時代にガッチリ部活バスケをやっていた人にとっては衝撃的なニュース。タイトルを見ていただければバスケを知らない人でもわかると思いますが、47年間、県のインターハイ予選では負けてなかったんですよ?!これすごくないですか?!それが破られたというニュースなんです。

 

能代工業高校と言えば

知る人ぞ知るバスケの名門校です。スラムダンクで最後に試合をした「山王工業高校」のモデルになったのもこの学校です。わたしが学生現役の時代には、ひとつ下の学年に今もリンク栃木ブレックスで活躍している「NBAで試合に出た唯一の日本人」田臥勇太選手が、この能代工業高校にいました。この時代はまさに田臥・能代の時代。入学した1年生の時から、全国大会負け無しの「9冠」という偉業を成し遂げた伝説の時代です。近年は全国大会でもあまり上位に入ってくることもなく低迷していましたが(昨年の冬の大会ではベスト4に入った)、まさか県大会で負けることがあろうとは夢にも思わない事態。しかし前兆はあったようなんですよね。こちらのまとめにもあるように、新人戦でも優勝を逃したみたいなんです。こちらはなんと54連覇中だったとのこと。秋田=能代工業が崩れた瞬間だったようです。

 

負けたことがニュースになることが衝撃

能代が負けたことにも衝撃なのですが、その負けたことがニュースになることの方が衝撃!バスケ自体あまりニュースになることが少なく、日本のトップリーグでさえあまりニュースにならない。少し前に行われていたNBLのプレイオフでさえ、ファイナルのニュースがちょこっと出るくらい。シーズンのゲームはまったくニュースになりません。野球やサッカーと大違い。なのにも関わらず、高校レベルでしかも県大会レベルでの試合結果がニュースになるなんて、まさに衝撃の事態。そのくらいバスケ界にとって、能代工業高校とは特別な存在だったということですね。

 

もっとニュースになってほしい

秋からBリーグも始まりますし、男子代表も最終予選があるし(これはボロ負けだろうけど)、その男子代表候補にアメリカのNCAAで活躍している渡邊選手も選ばれたようですし、女子日本代表はリオオリンピックにも出るし(女子はそこそこいいとこまで行く可能性もある)。

今年のバスケ界にはいろいろな話題がたくさんある。もっと当たり前にニュースになって、テレビのスポーツニュースにも出るようになっていくことで、才能ある若い選手が出てきて世界で活躍できるようになってほしいと思ってます。まずは日本のリーグのチームから年俸1億の選手が出て、夢を与えてほしいなと思います。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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