母校の美容学校で話をさせていただいて思ったこと

行ってきました。ある意味念願だった母校の学生の前での講義。いろいろと思ったことがあるので記そうと思います。

自分の時代とは比べものにならないほどちゃんとしてる

というのが最初の素直な感想。いや、マジでわたしの学生時代はひどかったんですよ。学校がっていうより自分自身がね。学校のことなめてたし、美容のことなめてたし、なにより世の中のことなめてた。クソみたいなオトコだったんですよ。

それに比べて今の子たちといったら…。

まぁーいい子!

そりゃね、寝てる子もいますよ。明らかに興味のなさそうな子もいますよ。当たり前のことですよね。でもね、たぶんそれでも自分の時よりはよっぽどいい子。もう少しやんちゃでもいいんじゃない?wwwそしてやんちゃならやんちゃなりの対応の仕方もあるし。今回はピンポイントだったのでおとなしくしてたけどね。

 

でもここから人生で成功するかどうかの選択になってる

と思います。今日話したことは間違いなくこれからに必要な内容だから。これが学生時代に聞けるなんて、なんとも羨ましい。何人くらいいたんだろ。80人くらいかな?おそらくこの中でわたしの話を本気で聞こうとして、本気で理解しようとしてた学生は何人いたんだろう?1/3?1/4くらいかな?残りの人はまだ実感がないか、もともと興味がないか、人生なめてるかのどれかwww内容の全てが理解できなかったとしても、それが大事なことだということだけは理解できて聞こうとする姿勢は、目を見れば伝わってくるしね。わたし人前で話す時は必ず全員の顔を見渡しながら話すようにしてるので全部わかっちゃいます。

じゃあわたしが学生時代にこんな機会があったらどうだったか?おそらく寝ていたであろうwwwなんせクソ野郎ですからね。でももしそのクソ野郎な自分に、今のわたしがアドバイスできるとしたらこう言うと思う。

「聞いとけ」と。

きっともうこの時点でかなりの差がついてる。まずは聞いてる人と聞いてない人。次に聞いたからやってみる人と聞いたけどやらない人で差がついてくる。最終的に、やり続ける人とやったけど続かない人で差がついてくる。ここまできたら最初の聞いてない人との差はとんでもないものになってるよね。これが成功者とそうでない人が生まれる理由。正に真理やね。

 

どれくらいの学生にささったのか?

正直、今日の話は少し難しかったかもしれない。イメージが湧かなかったかもしれない。なんでかというと、今日のような内容は、彼らにとってもっと先のことだと思っているからだと思う。でも2年生だったら来年の今頃はバリバリの美容師だし、始めるのに早すぎることなんてない。この時点でそれの大切さに気づき、行動を起こすことができるかどうかなんだから。あとはなんとなく耳に入ってたとすればいつか気づく時もくると思う。「あーそういえばあの時あんなこと言ってたおっさんがいたなあー」って思い出してくれれば、それはそれで本望である。

最後の質疑応答の時にこんな質問があった。

「学生時代にやっておけば良かったと思うことはありますか?」

現場でも同じように答えましたけど、「全て」ですよ。授業もさぼらなければよかったなと思うし、ちゃんと聞いてればよかったなと思うし…。もっと言うならば、願わくば今の時代に学生でいたかったということ。これはどうにもできないことだけど、そのくらい今の時代は恵まれている環境だということ。やろうと思えば今からでも何でもできる環境が整っているということ。それと「時間は唯一平等であり有限であること」。まずそれに気づいてほしいな。

 

情報こそ最大の価値がある

社会人になれば、自分が学びたいことや自分が知りたいことを、ある程度選別することができるようになる。インターネットの普及で様々な情報が拾える時代ではあるけど、本当に有益な情報は「有料」である。それだけ情報には「価値」があるということ。

学生時代というのはある程度与えられた環境の中で「情報」を提供されることが多い。その中には興味のない情報もあるかもしれない。しかしその情報は社会人になってから「有料」で手に入れなければならない情報であるかもしれない。

しかし学生時代に提供されるは情報はほとんど「無料」だということ(授業料を払っているけど)。本来「有料」で提供されるような有益な情報さえもである。

だからこそ今のうちにたくさんの情報を浴びて「情報強者」になってほしい。というよりならないともったいない。

今日聞いてくれた人の中から一人でも多くの人が「あのときあの情報を聞いておいて良かった!」と思えることを心から願っています。

最後に。今回このような機会をいただいた学校関係者の皆様、ありがとうございました!

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

【スポンサーリンク】