先日美容学校で行った講話の後日談

先日美容学校で行った講話の話。わたしの感想については↓のエントリーに書いたのですが…、

母校の美容学校で話をさせていただいて思ったこと

学校の先生から学生の感想文(おそらく優秀なやつの抜粋)と質問が来たのでそれにお答えしました。

感想はすばらしいものだった

いいものを抜粋されて送られてきてるから、書いてある感想文はすごくいい事が書いてあった。やったこちらとしては感無量ですよ。でも送られてきている部数が少ない事から、ほぼ大半の人は「…」な感想文だったのだろう。まぁこれはしょうがない。

で、こちらがそのアンケート。

kanso

掲載の許可を得てないのでボカシだらけになってしまっていますが、ご了承ください。

もうね、ビッチリ書いてあります。さすがに優秀な感想文が抜粋されているだけあって、感想の中身もまさにわたしが伝えたいと思った事が見事に書かれています。この学生たちがここに書いてある事を本当に行動に移し、継続する事ができたなら、何年か後はモンスター(いい意味でのモンスター)美容師になっていることでしょう。

80人いて全員がモンスターになってしまったら、美容師の競争力はハンパ無く上がりますからね。それはそれで困るwww

というのは冗談で、できるだけ多くの人に成功してもらいたいですが、これが現実なのだと思います。こういうところから成功者になれる人はふるいにかけられ、少数になっていくのだと思います。

 

学生からあった質問の一つとその答えを公開

したいと思います。

Q、学生時代から現在の価値観に切り替わった転機を知りたい

A、こちらに関してですが、「これ!」といった大きな出来事は、実はありません。いくつかあるきっかけの中で挙げるとすれば、まず一つは「人との出会い」です。業界の内外問わず、様々な人との出会いがあり、その方達とのコミュニケーションの中で、自分の「おごり」や「視野のせまさ」、「考え方の浅さ」や「能力のなさ」などを気付かされました。そしてそれらを気付かせてくれた方達に少しでも近づけるように、考えや行動を変えたことで今の自分が出来上がってきました。

二つ目のきっかけは「失敗」です。これまで大きなものから小さなものまで様々な失敗を繰り返してきました。皆さんにお伝えした「クソ学生だった」というのも、その数ある「失敗」の一つです(笑)。この「失敗」を経験することにより、その「失敗」を繰り返さないように行動することで、自分がやることの「成功率」が上がってきます。そしてその「成功」を繰り返すことで、地位が上がったり、人に必要とされるようになってきたり、できることが増えたり、収入が上がったりしてきています。

学校の中で先生がいろいろなアドバイスをしてくれると思います。今回の私のように、学校にきていろんな人がいろんな話をしてくれると思います。それらはほぼ全て「自分の体験」から生まれてくるものです。ある意味皆さんにとって「未来の予知」みたいなものです。そこには本来自分が体験しなければ得られない情報が詰まっているのです。だからたくさんの情報を浴びて、自分のためになると感じるものを選んでいってほしい。気付くタイミングが早くなればなるほど、成功への近道になると思います。だって私が15年もかけて気付いたことを、皆さんは「今、知れた」わけですから。これを読んでいるこの瞬間にその「転機」はあるのかもしれません。

わたしが講話の中で「学生時代はクソだった」としきりに繰り返していたので気になったようです。学生たちの目には、更正したようにうつったようですね。意外と根本は変わっていないのですがありがたい話です。

そうです。人間変わる事なんていつでもできるんです。何が一番のポイントかというと、自分の考えや思い次第。そう、全ては自分次第なんです。

その事をもう一度自分に戒め、このエントリーを締めたいと思います。

 

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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