続・友人のウエディングムービー制作

前回に引き続き友人の結婚式のために制作した動画についての記事になります。

制作を引き受けた経緯などに関してはこちらの記事↓をどうぞご覧ください。

過去記事→友人のウエディングムービー制作

今回はプロフィールムービーの制作秘話でございます。

なんでプロフィールムービーまで?

前回書いた記事では「オープニングムービー」に関してでした。

こちらに関しては、すでに新郎新婦の完成イメージがあったため、打ち合わせも写真などの素材もすんなり集まり制作もスムーズでした。

本来はオープニングムービーのみの依頼だったのだが、本人たちは本当はプロフィールムービーまでやってもらいたかったみたい。

でもそこまで頼むのは悪いと思ったらしく、向こうから依頼はこなかった。

でも最初のムービーの打ち合わせの時に聞いた「結婚式場が用意するプロフィールムービー」のことを聞いたら、そりゃ作ってあげたくもなりますよ。

いやね、実際お金をかければかけるだけいいものは作れるでしょう。式場も「このプランの中で、うちで用意できるのはこれです」っていうのもわかる。

でもね、やっぱり一生に一回やるかやらないかの結婚式、できる限りいいものにしてもらいたいわけですよ。

実際に自分の結婚式の時は、招待状から名札から席次表からムービーから何から何までできることは自分たちでやりました。(お金もなかったし

やりたいようにやってショボいのは仕方がないだろうと。

でもみんな任せておいて「ショボかった」とは言いたくなかったので。

なので、せっかく関わった案件だから、できる限り協力して(本来準備される式場のムービー)よりいいものにしてほしいとの思いから「よかったらやるよ」と伝えました。

新郎新婦が喜んでくれたのはわたしも嬉しかった。

 

ムービー制作

では実際の制作まで。

新郎新婦はなかば諦めて、式場のムービーにする予定だったので、完成イメージは特になかった。

なので、わたしからこんな動画にしてみては?と提案。

  • 二人の自己紹介を二人の好きなBGMで
  • 二人の歴史をイメージに合ったBGMで
  • 二人の両親が感動するようなもの

この時点でわたしの中ではある程度完成イメージが出来上がっていて、それを二人にプレゼン。

「任せます!」

と言われたので任されることに(笑)。

 

まずは素材集め。

二人の思い出の写真、小さい頃の写真、家族との写真。とにかくあればあるだけ準備して!と伝えました。

その中で使えるものをチョイス。

でもなんか足りない。

二人のこっぱずかしい写真が少ない。(意外とシャイな新郎新婦)

ならば、、、

撮っちゃいましょうってことで、予定を合わせて都内の某公園でロケを敢行。

こっぱずかしい写真をたくさん撮影。

うちの奥さんとあーだこーだ言いながら、動画に使えそうな写真を撮影しました。

IMG_0416

撮影風景。

ryo&yui-417

こんな写真や、

IMG_0284

こんな写真、

ryo&yui-367

こんな写真なんかも。

イメージしてた素材が集まったところで、編集開始。

 

編集作業

ではいよいよ編集作業。

ある程度完成のイメージを紙に簡単に書き起こします。

動画の流れとしては、

  1. タイトル
  2. 新婦のプロフィール
  3. 新郎のプロフィール
  4. 二人の思い出
  5. これからの誓い

みたいな感じ。

おそらくほとんどは新郎が先で新婦が後というのが多いのでは?と思いますが、今回は使用するBGMの入りが、新婦の方が全体の流れとしてよかったので先にしました。

前半のそれぞれのプロフィールは、小さい頃の思い出の写真を「めくっていく」感じでエフェクトをつけて、後半の「二人の思い出からこれからの誓い」に関しては、シンプルにパン&ズームでまとめた感じです。

全体を構成し終わったらあとは何度も再生して微調整…。

実際に書き出してPCで再生してみて微調整…。

最終的にプロジェクターで大きい画面で投影してみて微調整…、

を繰り返します。

 

完成したのはこちら

こちらも大人の事情で音声なしの映像のみ。

正直言って音無しだと「なんじゃこりゃ」ですよ(笑)

だってその音のイメージに合わせて写真も選んでますし、撮影してますからね。

「半減」どころの騒ぎじゃないです。「90%減」くらいです(笑)

でも仕方ありません…。想像でお願いします。

 

さっそく試写会

そんなこんなで動画制作終了。

さっそく新郎新婦と試写会を実施しました。

肝心の評価は…??

「めちゃいいです!!」

とは新婦の感想。

うん、よかった。

ちょっとうるっときたみたいで狙い通り(ニヤリ)。

本番はぜひ新郎新婦の両親の目に、涙を潤ませたいですね。

わたしは流れる映像そっちのけで、新郎新婦の家族の席をチェックしたいと思います(笑)

両親の「お涙」頂戴できるか、今から楽しみでなりません。

この記事を書いた人

石川 マサキ
ヘアデザインやWEBデザイン、DTPデザインや動画編集などを行うマルチデザイナー。アップル製品と車とハワイをこよなく愛する40代プチオヤジ。
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